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警備員という仕事に就こうと思っている人へ経験者が実態を教えます。

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就職や転職活動で警備という仕事に就こうと思っている人へ、警備という仕事はどういうものなのか。

どの仕事でもそうですが未経験の業界に入るのは不安があります。

特にこの警備業界は周りのイメージなどで

底辺のやる仕事

最後の砦

若い人がやる仕事じゃない

という印象があります。

 

これらの実態を経験者の私が

この仕事の悪いところ

この仕事のいいところ

転職に不利なのか

など体験談をお話ししますので参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

【仕事内容】 

 

警備の仕事というのは立ってるだけ・棒を振ってるだけみたいなイメージがありますがそれだけではないんです。

 

1.「電話対応」

 

事務員のように電話業務もあります。

主に

・担当部署への取次

・緊急連絡

・常駐先の部署からの内線(要件があればかかってくる)

 

必要に応じ休日でも契約先担当者に緊急の連絡をする場合があります。

 

 

2.「交通整理」

 

よく見かける光るベストのようなものを着て赤い棒を振るやつです。

交通整理専門・施設警備専門でも同じように交通整理の業務はあります。

交通整理が下手だと事故につながったり暴言を吐かれたりするので結構重要な業務です。

  

3.「出入り管理・立哨」

 

一番警備らしい業務です。

ビルの正面玄関に立ったり、警備室で業者や社員さんの出入り管理を行います。

・周囲の警戒(不審者がいないか・何かが燃えているとか)

・この人がこの建物に入れていい人なのか

・入管許可証を持っているのか

・この業者さんはどのような要件で担当は誰なのかを記録する

などです。

 

4.「異常事態対応」

 

火災報知器や浸水、警報がなるなど緊急事態に迅速に対応しなければいけません。

この対応ができなければ「なんの為にいるんだ」となってしまいます。

いつどのタイミングで起こるかわからないので常に緊張します。

 

5.「報告・通報」

 

「このようなクレームがあった」

「何時何分火災が発生し、被害はあるのかないのか」

「警報が作動し、不審者がいたのか誤報だったのか」

などを担当者に正確に報告をしなければいけません。

必ず真実を報告すること。

嘘をついたりしてしまうと大変なことになります。

 

他にも状況に応じて

・救急の連絡

・警察へ通報

もしなければいけません。

 

かなり重要な業務です。

 

6.「巡回」

 

夜中の見回りです。

・不審者がいないか

・鍵のかけ忘れ

・電気の消し忘れ

・機会がいつもとは違う異常音がなっていないか

などの点検をします。

不審者が侵入していることは実際にありました。

気を抜いていると不審者に襲われてしまいます。

 

7.「イベント警備」

 

お祭りなどイベントがある際によく警備員さんがいますよね。

案内や安全確保などをします。

よく一般の歩行者の方にいちゃもんつけられたり道を聞かれたりします。

 

 

 

 

【デメリット】

 

警備業を経験した私が「こういうところが嫌だな」と感じたところをまとめました。

 

1.「やはり底辺と思われる」

 

やはり世間の皆さんは警備の仕事は底辺がやる仕事だと思っています。

・誰でもできる

・能無し

・仕事が見つからない時の最後の砦

・道に立って棒を振っている姿が惨め

実際はほとんどの人がこのように思っています。

見下している人が多いのが事実です。

 

2.「若いのになんでこんな仕事してるの?」と言われる

 

ある日外に立っていると通りすがりのおじさんに

「君若いな!」

「若いのになんでこんな仕事しているの?」

「他に仕事あったやろ!」

と言われました。

警備という仕事は若い人がやる仕事じゃなく、仕事がない中年や老後の小遣い稼ぎのおじいさんがやるというイメージのようです。

 

おそらく20代なのなら通りすがりの人に絶対言われるでしょう。

 

3.「正社員なのにアルバイトと思われる」

 

警備員という仕事に正社員というものが存在しないと思われています。

警備員=アルバイトの印象のようです。

 

正社員として立っていたら来訪者が私の方に尋ねられて

「アルバイトの方ですか?」

と言われました。

「・・・アルバイトではないです・・・」

と言いましたけど・・・

 

たとえ20代で正社員でも高確率でアルバイトに思われてしまいます。

 

4.「周りに常に見られている」

 

警備でただ立って入ればいいわけではありません。

警備員は周りの社員さんや通行人に比べると制服を着て帽子を着帽しているので明らかに目立ちます。

だから人の目に入りやすく、見られやすいです。

気を抜いてだらしない立ち方やあくび、だるそうな顔をしているとか、耳をほじっているとかしていると

「あの警備員さんは大丈夫なんですか?」

「やる気なさそうに立っていて何かあった時ちゃんと対応してくれるんですか?」

など思われてしまいます。

 

基本的に社員さん、通行人、近隣住民などすべての人に見られているので苦情がよくきます。

まず手を抜くことはできません。

 

5.「誘導・交通警備は過酷」

 

交通は基本外仕事なので夏は灼熱で冬が極寒です。

夏は太陽の日が直であたり真っ黒に焼けます。

ほぼ1日太陽の光を浴びているので日明け後がものすごくくっきり出ます。

太陽の時間を浴びているのが凄まじく長いので冬になってもほとんど色が落ちません。

長く続ければ続けるほど色が肌に染み着き永遠に日焼け後の肌で過ごすことになります。

 

冬は軽く凍傷になりますよ。

10℃を下回る気温で1日外で立って入られますか?

夏は暑くても朝や夜は涼しくてマシですけど冬は朝・昼・晩ずっと寒いですよ。

 

6.「交通整理では罵声を浴びせられる」

 

交通整理では誘導がグダグダになってしまったり、この道は通れないということを伝えてもDQNやチンピラ、トラックの運ちゃん、急に警備員に対して強気になる人たちに罵声を浴びせられます。

 

「はぁ?」

「別にいいだろ?」

「ちゃんと誘導しろや!」

「何だオラァァァァーーーッッ!!」

みたいに言われ続けます。

気が弱い人はまず耐えられないでしょう。

「申し訳ございません・・・」

「ご理解ください・・・」

とへこへこ頭を下げながら仕事をしなければいけません。

 

7.「リラックスして仮眠できない」

 

特にビルの警備では気落ちが安らぐ時はありません。

夜勤に仮眠の時間(2〜3時間)があるのですが、いつどこで何が起きるかわかりません。

寝ている最中に警報がなるかもしれません。

火災報知器が鳴るかもしれません。

怪しい物音がするかもしれません。

 

いつ発報するかわからないという緊張感から特にリラックスして寝ることはできません。

睡眠不足で体を壊しますよ。

 

8.「なんの権限もない」

 

警備員の権力は一般人と同等です。

制服を身につけていますが警察のような権限や強制力はありません。

命令や指示ではなくお願いをする立場です。

警察っぽくてもただの警備員のコスプレをした一般市民です。 

 

9.「基本的に警備のせいにされる」

 

何かトラブルがあった時にとにかく警備のせいにされやすいです。

「この人の誘導に従った」

「この人が見ていなかった」

「この人が何もしていなかった」

 

警備がいるだけで何かあっても警備のせいにすれば切り抜けられるんです。

 

10.「おかしい人が多い」

 

学歴・年齢関係なく(18歳〜)誰でも入れる会社なのでたまにおかしい人がこの業界に紛れ込んでいます。

・一人でいきなりキレる人

・通行人に暴言を吐く人

・立哨中一人で突然「ブヘヘッッ・・!」て吹き出す人

・制服着たまま公の場で立ちションする人

・巡回中女子更衣室であおかしなことをする人

・立哨中になぜかシャドーボクシングする人

・踊りながら誘導する人(テレビでこういう人が取り上げられてましたね)

・警備室を燃やそうとする人

などおかしな行動をする人が多いです。

個人的には見ていて面白かったですけど。

 

11.「常に人手不足」

 

離職率がかなり高いです。

ほぼ誰でも入れるので毎月新しい人は入ってくるのですが、毎月誰かが辞めるのでなかなか人は増えません。

人手が足りないと夜勤で終わって家に帰れるはずが引き続き日勤をしないといけない時があります。

私は新卒で警備業界に入りましたが同期が10人ほどいて結局全員10年以内に退職しています。

半年で半分辞めましたね。

 

12.「不規則な勤務」

 

夜勤をしなければいけないので確実に体がおかしくなります。

日勤だったり夜勤だったり24時間勤務だったり24時間勤務明けに引き続き日勤をすることもあります。

これらを繰り返すので生活リズムが狂います。

 

がっつり寝るということがあまりできません。

 

14.「時間が経つのが遅い」

 

他の仕事と違って決まった時間になるまでそこにいるということなので、何も起こらなければただ時が流れるのを待つだけです。

 

この何もないというのが苦痛に感じる人が多いです。

 

15.「給料は激安」

 

基本給は普通の会社の基本給 −5万と思ってください。

残業や夜勤手当ありきの給料です。

100時間残業してやっと20万超えると思ってください。

 

うまく給料を上げるには資格の取得や階級を上げることです。

でも階級が上がってもそんなに増えません。

 

 

16.「大雨の中暇な状況で立っている時・・・」

 

ある日、夜中に大雨に打たれながら立っていてしかも全く何も起こらず、やることもなくて

「俺は一体何をやっているんだろう・・・」

と猛烈に虚しくなる時がありますよ。

病んでしまいますね。

 

17.「生活は厳しい」

 

警備員という仕事で結婚して子供をもうけて生活していこうと考えているのならこの仕事を選ばないか、どうしてもこの仕事をしたかったら結婚は諦めましょう。

 

給料が激安のことからとても子供の養育費や将来大学に行かせる、嫁と子供を食わせるなんて無謀すぎます。

幹部クラスまで出世するか、お互い共働きか警備と掛け持ちで仕事する気でないととても生活はできないです。

出来ないことはないですが完全に貧乏生活です。

 

18.「連休はない」 

 

警備は24時間365日常に居ておかないといけないのでまず大型連休はありません。

まとまった休みは取れないので長期の旅行などは諦めてください。

年末年始ももちろん勤務です。

 

 

【メリット】

 

私がこの仕事をしていて良いと感じたことをまとめました。

 

1.「当たりの配属先だと気楽」

 

基本的に警備の仕事はお堅い仕事です。(交通専門の警備会社は除く)

ヘラヘラしてたりイキってたりすると痛い目にあいます。

そしてハズレの配属先ではとてつもなくお堅い人の集まりだったり、忙しく過酷だったりです。

 

ですがあたりの配属先を引くと職場もかなりユルイ人たちの集まりで忙しくもなく平和的に過ごせます。

ピリピリした雰囲気や忙しいのは嫌という人は最高だと思います。

 

超大当たりだとずっとゲームしてられます・・・

 

 

2.「社長室に入れる」

 

警備員は巡回しないといけないので普通は平社員が立ち入り出来ないような社長室もお構いなく入ることができます。

夜中で誰もいないので誰の許可なく問答無用で入れます。

 

3.「夜中の巡回で夜景を見れる」

 

私は結構これが楽しみでもありました。

屋上の景色がいいと夜中の巡回中に屋上に上がり夜景をぼんやり眺めて考え事とかしてましたね。

 

4.「採用されやすい」

 

学歴も資格も年齢も関係ないので18歳〜何歳でも入れるので本当に仕事がない時の最終手段ですね。

やはり最後の砦ですね。

年齢制限がありませんからね。

 

5.「一般人が立ち入りできないような場所に入れる」

 

仕事上、一般人や常駐先の社員さんでも立ち入らないような場所だったりVIPの方でないと入れない場所に入れたりするので

「この中はこんな風になってるのかぁ・・・」と

他の人には発見できないものを見つけられます。

 

 

【どのような人がいるのか】

 

1.「元警官・自衛官」

 

警察官の人が引退して警備に入ったり、元自衛官の人がこの業界に入ってくることが多いです。

ユルイ人もいるが堅い人もいます。 

 

2.「ギャンブラー率高め」

 

給料が激安なのでやはりみんなお金が欲しいのかギャンブルに走る傾向が多いです。

パチンコ・パチスロの話でかなり盛り上がっています。

ギャンブラー達の会話の内容は8割ギャンブルの話です。

 

3.「スモーカー率高め」

 

喫煙率が多いように感じました。

喫煙率は7割ぐらいだと思います。

 

4.「格闘技経験者」

 

格闘技経験者もちらほらいます。

総合格闘技

ボクシング

柔道

空手

少林寺

趣味なのか、「守る」という仕事なので仕事に生かすためにやっているのか。

 

5.「おかしい人」

 

先ほども言いた通り学歴・資格・年齢関係なく誰でも入れるのでおかしい人が紛れ込んでしまいます。

こういう人たちは指導しても聞く耳持たないのでかなり厄介です。

個人的には面白かったです。

 

6.「やる気ない人」

 

質の悪い警備会社だと壁にもたれて立っていたり、タバコ吸いながら誘導している人も見られます。

このような人は大抵おじちゃんが多い印象です。

こういう人たちがいるから警備という仕事をしたに見られると思っている人もいます。

 

 7.「新卒・第二新卒」

 

高卒や大卒で入ってくる人もいます。

オタク系

中性的

スポーツマン

ヤンチャ系

普通な感じ

真面目

様々です。

 

8.「おじいさん」

 

施設警備はあまりいませんが交通専門の会社ならおじいさん率は高いです。

 

9.「女性はいる?」

 

女性は少ないですがいます。

現場勤務だったり本社で事務仕事だったりバラバラです。

現場より本社勤務の方が多い気がしますね。

 

 

 

 

【転職に不利?】

 

警備員という経歴は

他の仕事に活かせることがない

警備員という経歴は警備業界以外では役に立たない

と企業から思われたりするという印象ですが、「未経験OK」の会社に行けばいくらでも転職可能です。

「未経験OK」は言葉通り素人でも経歴関係なしに雇ってもらえるということです。

この仕事が嫌になって転職する際、最悪「未経験OK」の会社に面接を受ければなんとかなります。

 

【最後に】

 

警備員という仕事の過酷さや良かったところまとめましたがトータル過酷で割に合わないので個人的にはオススメしません。

寝れないというのが何より辛いです。

みんなが寝ている時間に起きていないといけませんからね。

大型連休も土日・祝日関係なく仕事だから年間休日はかなり少ないので、私は大型連休も休みたいし、夜は寝たいので辞めました。

 

就職活動や転職活動で警備の仕事をしようと思っている人は今後のことなどよく考えた上で警備業界に入りましょう。