転職活動をしている人、現在人手不足の会社に勤めている人、辞めたいけど人手不足で辞められない人へ向けた内容です。
今は人が足りないけど、いつか楽になる・・・
なかなか人手が安定しない・・・
このまま続けていいんだろうか・・・
と、不安なまま会社に居続けている人へ真実をお伝えします。
私は、人手不足の会社に勤めた挙句、退職をしました。
そこで、人手不足の会社に入ってしまうとどのような人生を歩んでしまうのかを入社から退職まで私の経験をもとに順を追ってお話ししていきたいと思います。
仕事を探している人、人手不足で不安になっている人、ぜひ参考にしてみてください 。
- 1.「自分が入ると誰かが辞める」
- 2.「1人で2人分の仕事をする」
- 3.「新人が入ったと思ったら誰か辞める」
- 4.「新人が入ってもすぐ辞める」
- 5.「なぜかまた誰かが辞める・バックレる」
- 6.「すぐ出世する」
- 7.「鬼残業・休日出勤の日々」
- 8.「ミスを連発」
- 9.「辞めたくても辞めてはいけない状況になる」
- 10.「人手不足の会社を避けるには」
1.「自分が入ると誰かが辞める」
まず、新入社員としてあなたがが入るとしばらくすれば既存の社員が退職します。
それは、新人が入ってきて1人増えたことにより辞めやすくなったからです。
会社には人手不足なので辞めたくてもなかなか辞められないでいる人が複数います。
その人たちは辞めやすいタイミングを待っているんです。
私も転職で入った際に、試用期間を終えて正式に採用となった途端、数日したら既存の社員が突然辞めていったんです。
これで+−0になりました。
まだ新人なので辞めた社員よりも、仕事を教えたりサポートしなければならない分、既存の社員たちからすればただ手間が増えただけになります。
2.「1人で2人分の仕事をする」
人手が足りないので自分の仕事だけでなく、足りない人の分も仕事をしなければいけません。
足りないのが1人分ぐらいなら、その部署の人たちで割けばそれほどしんどくないのですが、
足りないのが2人、3人分となってくるとかなりキツいです。
毎日足りない人数分の仕事をかけ持たないといけませんから。
こうなると1人で2人分の仕事をする羽目になります。
本来なら定時で帰れるはずの暇な時期でも2時間3時間も残業しないといけません。
これが忙しい時期だと5時間6時間ぐらいにはなります。
こうなってしまうとなかなかプライベートの時間を満喫できません。
3.「新人が入ったと思ったら誰か辞める」
しばらく頑張っていると新入社員が入ってきます。
これで少し楽になると思ったのもつかの間、、、
なぜかまた1人辞めます。
・ベテランが定年で引退
・怪我、病気で辞める
・家庭の事情でやむなく辞める
こういうことが起こるんです。
人手不足の会社ではなぜかこういうことが運悪く悪いタイミングで起こるんです。
なのでなかなか人手が安定しません。
相変わらず、仕事量が多いままです。
4.「新人が入ってもすぐ辞める」
せっかく新人が入ってもその新人も辞めていきます。
30後半や家庭持ち、といった人はもう後がなかったり家庭を支えないといけない思いからなかなか辞めるわけにはいきませんが、独り身や20代ぐらいの人たちは
「この会社ヤバいな・・・」
と感じたら辞めていきます。
若い世代の人はネット、SNSでブラック企業の特徴や、辞めるべき会社の特徴などの情報を持っているからです。
大変なことに巻き込まれたくないのでさっさと見切りをつけて辞めていきます。
ベテラン勢が引退しだすととんでもないことになります。
ただでさえ足りない人数分の仕事をしているのに、引退勢の仕事まで抱え込むことになります。
5.「なぜかまた誰かが辞める・バックレる」
人手不足の会社は一時期だけ人が足りないのではなくて年中毎年人手が足りません。
人手不足の会社は呪われているのか、次から次へと人が辞めていきます。
寿退社や定年以外にも
・ケンカして辞める
・身体を壊して辞める
・上から追い詰められて辞める
・バックレる
このようなことがなぜか立て続けに起きるので、どう頑張っても報われることはありません。
「後少しだけ頑張れば人が入ってきて楽になる」
なんて希望を抱いても無駄です。
続ければ続けるほど苦しい思いをします。
6.「すぐ出世する」
人手不足の会社では辞めるのは若い人や定年だけではなく中堅社員や役職者も辞めていきます。
なので繰り上げで出世します。
給料が上がってラッキーというわけでもありません。
出世しても部長や幹部クラスになるわけでもなく、所詮リーダー、主任、係長レベルですから平社員と対して変わらず、
役職がある責任感から人手が足りないで仕事に追われている中で部下より先に帰るわけにはいかず、帰るのは一番最後です。
そして役職がついている分、平社員より辞めにくいです。
平社員の間に辞めておけばよかったと後悔する羽目に・・・
7.「鬼残業・休日出勤の日々」
結果、いくら働き方改革しようとも人がいないせいで毎日毎日鬼のような残業をしなければいけなくなり、それでも仕事がさばけないので休日出勤する羽目になります。
始業時間よりもかなり早く出勤したり、少しでも仕事を進めようと昼休憩を潰してでも仕事をすることも、、、
ひどいと徹夜している人もいました。
連休なんて夢の話で、せっかく休みを取れても疲労から1日寝るだけの生活か、寝る間も惜しんで疲れたまま無理やり遊ぶしかありません。
こんな毎日です。
これを毎年永遠に繰り返す人生です。
AIや機械化で人手不足を補う時代でもありますが、そういうことが難しい業種もありますし、そんな簡単にすぐにできるわけでもありません。
結局そうなるまで何年も耐えなければいけません。
8.「ミスを連発」
仕事で追われている中で少しでも早く仕事を進めようとして、必死に効率の良い方法を探したり作業スピードを早くしますが、疲労があり心に余裕がないので確認を怠ったり、冷静な判断ができなかったり、雑になったりするのでミスを連発するようになります。
せっかく効率の良い方法見つけて作業の時間の短縮ができても、ミスしてやり直しをするので結局手間が増えるだけです。
これはどれだけ気をつけようと、どれだけ会議などで話し合ってもミスります。
日々仕事に追われてもう心身ともに疲弊しているのでどうしようもありません。
いつまでたっても楽になりません。
9.「辞めたくても辞めてはいけない状況になる」
いつまでたっても人は安定しないし、仕事は増えるだけだしプライベートなんてありません。
仕事で苦しい思いをしているだけの人生です。
もう辞めたいと思っても人手が足りない、もう1人辞められたら回らなくなるまで人手不足が深刻なので辞めたくても辞めてはいけない状況になってしまいます。
「辞められたら困る」
こんなことを言われたり
会社が潰れたらみんなが・・・
という他人の心配から、もう逃げられません。
自分の貴重な人生を何もできないまま仕事に追われ続けることになります。
趣味をする時間もない、夢を追いかけることもできない、遊ぶこともできない、恋愛もできない、、、、
いつか報われると希望を抱きながらも頑張れば頑張るほど苦しい思いをします。
不真面目な人はあまりちゃんとしていない人ほどすぐに辞めれたりしているので、
この時に真面目はバカだなとつくづく思いました。
私は体を壊して精神も病んで辞める羽目になりました。
20代は何もできませんでした。
転職をミスり、早く行動ができないとこうなります。
10.「人手不足の会社を避けるには」
転職の際はこういった失敗をしないために、よく見極めましょう。
人手不足の会社や長時間残業のようなブラック企業を回避できるのでハローワークなどで仕事を探すよりこちらをお勧めします。
転職で失敗して後々苦しい思いをしたくない人はこちらを利用する方がいいかと思います。