「会社を辞めたいけど引き止められたらどうしよう ・・・」
「会社が辞めにくい状況だけどなんとか納得してもらえる様な退職理由はないだろうか・・・」
こう考えて少しでも円満に辞められる様に長い間退職理由を考えている人も多いと思います。
ですが・・・残念ながらどれだけ上司に納得してもらえる様な退職理由を考えても実はあまり意味がなかったりします。
実は私も以前会社を辞めたかったのですが、人手不足や長時間残業でとても辞めにくい状況の中なんとか納得してもらえる様な退職理由を何ヶ月か考えていましたが、なんとかいい理由を思いついて上司に伝えましたが必死に結局長い間考えていたことはあまり意味がありませんでした。
最終的にある程度強引に辞める形になります。
特にブラック企業を辞めるならこれぐらいのことをしないと辞められません。
ではなぜ納得してもらえる様な退職理由を考えてもあまり意味がないのか説明して生きます。
1.「無理やり矛盾点や疑問を見つけてくる」
上司からすれば人が辞めるということはその分負担が増えるので何がなんでも辞めさせようとしません。
特にブラック上司だと、人の心を持っていないので退職理由が何であろうと絶対に退職を認めません。
「偉い」とか
「できる人間」みたいなことろがあるので
「こういう理由で辞めるのはおかしいんじゃないかな?」と
たとえどれだけ辞めざるおえない様な退職理由でも上司は無理やり矛盾点や疑問を探します。
全ては自分の評価や自己満のためです。
部下を引き止められたとか、論破できたとか、もっと苦しめてやるとかこういうことしか思っていません。
定番の納得してもらいやすい退職理由として
・寿退社
・両親の介護など家庭の事情
・体を壊した
・怪我や病気
などですがこれほどのことでも何かと理由をつけて
「辞めなくてもいいんじゃないかな?」
と言ってきます。
◉寿退社でも
「今は人がいないから結婚を遅らせられないか?」
「今はまだそんな時じゃないよ」
「結婚を取り消しできないかな?」
「こんな忙しい時期に辞めるなんて言われても困る!」
「ただでさえ人がいなくて忙しいのがわかっているのか!」
◉家庭の事情でも
「施設に入れれば仕事できるじゃないか」
「収入もなくなるから辞めない方がいいと思うよ」
◉体を壊しても
「それは根性がないからだ!」
「しんどいのはみんな同じなんだ!こんなことで辞めるな!」
「休職すればいいじゃないか」
◉怪我や病気でも
「怪我や病気を持っている中で頑張って仕事している人がいるんだからさ」
「仕事に怪我はつきものだよ」
「無理のない程度で頑張ったらいいからさ」
など、よほどのホワイト企業でない仕方ない様な理由でも限り簡単には認めてくれません。
上司はまず一度退職の理由を聞き、日時を改めてまた話をしようと言ってくるパターンが多いです。
なぜならその間に矛盾点や疑問点を探し出しそれを問い詰めて論破しようとしているからです。
2.「結局上司の引き止めを切り抜けないといけない」
どれだけ納得してもらえる様な退職理由を考えても結局上司の引き止めを切り抜けないといけません。
退職理由がなんであろうと同じことです。
少しでも円満に辞めようなんて甘い考えは捨てましょう。
円満に辞めようとするほど辞められません。
円満に辞めようとすると上司の言う通りにしないといけません。
これでは辞めれませんよね。
転職がすでに決まっていても
「遅らせられないか?」
「辞退しろ」
なんて言われますし、どれだけ納得してもらえる様な退職理由を考え込んでも結局引き止められますし意味がないんじゃないかなと思います。
ではどうすればいいのか?
それは上司の説得に何が何でも応じなければいいんです。
頑固になりましょう。
何を言われても
「NO!」と言うこと。
「YES」と答えると辞められません。
理由なんてどうせ引き止められるのでなんでもいいのですが
一番使いやすいのが
「転職が決まっているので辞める」
という理由でしょうか。
転職の場合は絶対に会社名など情報は言わないこと。
詳しい情報は言わなくていいです。
会社から転職先に確認取られる場合があるので。
「考え直せ」
と言われても
「私はこう思わないので辞めます」
「考えた結果もう決めたことなので今更考えは変わらないです」
と逆に上司の引き止めを認めなければいいんです。
自分が上の立場と思いましょう。
自分が辞めた方がいいのか辞めない方がいいのか、それは自分のことなので自分がよく分かっていてどこの誰かもわからない赤の他人のおっさんが分かるはずありません。
自分の考えが正しいので自分の意思を押し通しましょう。
情にも流されてはいけません。
「期待している」
「君を失いたくない」
これらは心から言ってません。
ただ何が何でも辞めさせないための「マニュアル」を言っているだけですよ。
上司があなたの退職を納得しないのではなくて、あなたが上司の引き止めを納得しないのです。
上司を折れさせればいいわけです。
これに勝てたら辞められます。
3.「最後は無理やり辞めることになる」
結局は最終的に上司の引き止めを振り切って辞めるので、半ば無理やり辞める形になります。
正直これはホワイトでもブラックでもあまり変わらないと思います。
上司はみんな
「辞めるべきではない」
と言う考え方なので。
こちらも何が何でも辞めると言うわがままな気持ちが必要になってきます。
結局こういう人が辞めることができて、強引さがなかったり円満に辞めようとしている人ほど引き止めに負けて辞められないでいます。
私は体を壊したのに
「辞めなくてもいいと思うんだけど?」
「休職すればいいと思う」
と言われましたけど、仮に休職して体が治っても超ブラックなので結局また体を壊すのは目に見えているので
「無理です」
「辞めた方がいいと思ってるので辞めます」
と言って絶対に引き止めに応じませんでした。
また別の会社では転職が決まってるから辞めると言って
「考え直せ」
「転職をずらせられないか?」
と言われましたけど
「無理です」
の一点張りで辞めました。
と言われても退職の意思を伝えてさえいれば2週間後に退職は会社の規定・上司の承諾関係なしに退職が成立しています。
これは法令により決まっています。
しかも会社の規定より法律優先です。
なので最悪退職の意思を伝えて上司の言葉は断固無視で勝手に辞めても構いません。
先ほども言いましたけどこういうことができる人が辞められます。
あまり社会人としてのマナーとか常識を気にしていると辞められません。
言い返したり、「無理です」などの一点張りが常識がないとかビジネスマナーがなってないとか気にしてしまうからです。
特に極悪なブラック企業ほどこの様な一般常識は通用しませんよ。
自分も非常識なぐらいじゃないと辞められません。
4.「冷徹非道になろう」
会社を辞めるのに会社の心配やたとえいい人達だったり残された人たちの心配や、お世話になった恩などそういった「情」は捨てましょう。
会社を辞めるということは自分の今後の人生を変えたいなど目的があるはずなので、その目的に今の会社の人たちは関係ありません。
関係ない人たちの心配はしなくてもいいでしょう。
実際会社を辞めるとその人たちを想っているなんてことはありませんよ。
自分のやるべき事をどうせ考えているので。
家族でも親友でもありません。
実際裏では陰口言われているかもしれません。
どうせ残された人たちもいつか辞めているので会社の人達の心配は一切無用です。
5.「辞める手順」
どんな理由だと納得してくれるか、、それを考えている時間が無駄です。
どうせ引き止められるから。
寿退社ならみんなおめでたく思ってくれて辞めやすいでしょう。
結婚して辞めよううとすると何ヶ月、何年かかるんだって話です。
じゃあ、どうやって辞めればいいか?
1:上司に退職届を出して辞めますと言う
2:理由候補
「一身上の都合です」
「やる気ないので辞めます」
「転職するので辞めます」
など・・・
3:これ以上答える必要はない(詳しく問い詰められてもこれ以上話す必要ないです)
4:退職届を出して退職の意思を伝えた時点で退職は成立している(会社を辞めるのに上司や会社の許可は必要ない、、これは労働の自由で法律で決まっていることで会社のルールは意味がない)
5:ダメだと言われても法律上、退職を申し出てから2週間後には退職が成立しているので2週間経てば行かなければいい。
気まずければ欠勤になってもいいから次の日からもう行かない。
最初に言いましたが、特にブラック企業なんかは円満に辞めようとしたり、社会人として常識のある辞め方をしようとするほど辞めれません。
退職代行なら、上司とやりとりする必要もないしこういうのできる勇気がなかったら退職代行で今すぐ辞める方がいいかと思います。