ブラック企業を辞める際、勇気を出して上司に退職を切り出したものの
「根性なしが!」
「こんなことで辞めてたらどこに行っても通用しないぞ!」
「他の会社はもっと厳しいぞ!」
「お前が辞めることでみんなに迷惑がかかることは思わないのか!」
「会社が潰れたらどうするんだ!」
「責任取ってくれるのか!」
「責任感がない!」
など脅しのような言い方で罵倒してくる場合があります。
「通用しない」「迷惑がかかる」「根性なし」「甘え」
このような単語が出てくるとまるで自分が辞めることが間違っているみたいに思ってしまって退職を諦めてしまう人がいます。
せっかくの会社を辞めるチャンスだったのにもったいないです。
今回は上司の引き止めのパターンの「脅し」を切り抜けて会社を辞めるにはどうすればいいかを話していきます。
- 1.「なぜ脅しに負けるのか」
- 2.「ブラック企業にいてこんな上司に従うことが・・・」
- 3.「脅されたらこう返す」
- 4.「退職を承諾してもらえなくても大丈夫」
- 【ブラック企業で常識よく辞めることはできません】
1.「なぜ脅しに負けるのか」
上司に脅されてもそこで怯まなければ辞められるのになぜ負けてしまうのか?
「社会人として失格」とか
「もしかして自分はどこに行っても通用しないのか?」
「考えが甘いのか?」
これらのように、自分がダメ人間のように感じてしまいこんな人間になりたくないとか、逃げるのが情けないと思っているから上司に脅されて退職を断念してしまいます。
まるで会社を辞めるのが間違っているかのように洗脳されてしまいます。
そもそも今まで自分が退職を言い出すまでにクビにされなかった時点で十分通用してますからね。
どこに行ってもやっていけます。
社会人として失格で通用しなかったらとっくにクビになっているはずです。
「こんなことで辞めてたらどこに行っても通用しないぞ!」
上司はただこれが言いたいだけです。
2.「ブラック企業にいてこんな上司に従うことが・・・」
もし「社会人としてのマナーや常識」を気にして脅されて辞められないのであればブラック企業なり、脅してくる上司がいるのならなおさら辞めないといけません。
なぜなら
◉人材を確保できない
◉社員が超残業しなければ回らない会社の体制
◉労働基準法を守れない
◉社員を大切にできない
こんな社会として失格で常識がない会社にいる時点で社会人として失格です。
常識がない会社を辞めることは正しいことです。
こんな会社は潰れていい会社です。
存在していることが非常識だから。
まず、何でもかんでも話も聞かず罵声を浴びせ脅している時点で同じ大人として恥ずかしいし、みっともない。
「こんなことで辞めてたらどこに行っても通用しないぞ!」
「他の会社はもっと厳しいぞ!」
⬆︎なにを根拠に言っているんでしょうか?
こんなことは日本全国のすべての会社の業務を経験してから言えって話です。
それなら
「他の会社はもっと厳しい」
と言われても説得力があります。
こんなこと言う上司は自分の会社と他の同業の世界しか知りません。
ただ言いたいだけです。
これを言えばいいと思っています。
「会社が潰れたらどうするんだ!」
「責任取ってくれるのか!」
⬆︎上司だったら会社を潰さないように守れよって話です。
会社が潰れたら守れなかった上司や経営者が無能だっただけです。
自分の失態を部下になすりつけようとして損害賠償を請求しようとしています。
こんなのに従っていくつもりですか?
3.「脅されたらこう返す」
上司に脅されても怯まないで勇気があるならこう返せばいいです。
「根性なしが!」
「こんなことで辞めてたらどこに行っても通用しないぞ!」
「他の会社はもっと厳しいぞ!」
⬇︎
A. 「構いません」
「私が辞めた先でどうなろうとあなたには関係ないです」
これでいいです。
上司の言っていることは何の信憑性もないので無視して構いません。
「お前が辞めることでみんなに迷惑がかかることは思わないのか!」
⬇︎
A. 「迷惑だとは思いません。そもそも1人抜けたぐらいで仕事が回らないような状況が迷惑です。」
きちんと人が1人抜けても会社が回せないような体制の時点で会社失格です。
他人のことを気にしている限り辞めれません。
辞めた会社の人間は今後の自分の人生に何の関係もない人たちです。
「会社が潰れたらどうするんだ!」
「責任取ってくれるのか!」
「責任感がない!」
⬇︎
A. 「会社を潰さないように守るのがあなたの使命でしょう」
「会社を守れなかった責任を部下に押し付けるつもりですか?」
これでいいです。
自分たちの失態を部下になすりつけようとしている時点でまず責任感がない。
4.「退職を承諾してもらえなくても大丈夫」
もし仮にどれだけ上司の脅しを回避しても
「ダメだ!」
「辞めるなんて許さないぞ!」
のように断固拒否してくる場合があります。
上司の承諾がないと会社を辞めれないと思っていませんか?
退職を申し出ていれば2週間で退職が決定するので
上司の承諾なんか必要なく退職届を出し
「〇〇付けで退職します」
と退職を申し出ていればこれで2週間後に退職が成立します。
たとえ会社側の規定で
「退職は3ヶ月前に申し出ること」
みたいに3ヶ月経たないと辞めれないと言われたところで法令の前では全て無効なので無視して大丈夫です。
あとは勝手に辞めればいいだけです。
きちんと法令通りに正しいことをしているので何も言われる筋合いはないですよ。
あとは
「ダメだ!」
「辞めるな!」
「考え直せ」など何を言われても
「はい」
「わかりました」
「考えてみます」
を言わなければいいだけ。
これらを言ってしまうと退職の意思がないことになってしまうから。
せっかく退職を申し出たのに"撤回"という形になってしまいます。
【ブラック企業で常識よく辞めることはできません】
真面目でお人好しな人ほどブラック企業から抜け出せないでいます。
社会人としての常識やマナーを気にしたり残された人たちのことを気にするからです。
ブラック企業では社会人としての常識やマナーというのは通用しません。
常識から外れている会社なので。
先ほど説明した通りこんなことをする会社や上司が失格なので潰れた方が世のためですし、こんな上司に従うとダメな人間になってしまいます。
間違った会社のために頑張ったり間違った上司についていかないようにしましょう。
最悪上司が怖すぎてとても辞めるなんて言い出せなかったり辞めた後にも何をされるか不安で仕方ないという場合は退職代行サービスに頼るのもいいでしょう。
自分は会社に行かず、連絡も取らず代わりに退職を代行してくれるサービスです。
辞めた会社から損害賠償の請求など訴えられたりしても大丈夫なように弁護士資格を持っている代行サービスを利用した方が安心です。
弁護士資格を持っていない代行サービスが多いので法的トラブルが発生した際に対応できないからです。
上司が怖くてどうしようもなくなった時の最終手段に使うのもあり。
逃げではありません。
まともに筋を通して辞めることができない会社だからです。
脅して辞めさせないようにするとかもう犯罪組織ですよ。
残念ながらこのような会社は絶対に常識よく辞めることはできないので無理やり辞めるか退職代行でしか辞めることはできません。
こちらの2つの代行サービスは弁護士法人なので安心。
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退職代行サービスには悪徳な会社もあるので様々なリスクを避けるために安全な代行サービスを利用するためにこちらに詳しく書いているので参考にしてみてください。⬇︎